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”ミツバチのささやき”

今はあまり映画を見る時間はありませんが 20代は映画に時間を費やしました。

いろんな事が知りたくて古い名画といわれてたものを片っ端から観ていました。

自宅で観ると集中できないのでわざわざ映画館に足を運んでいたので

今となってはそんなことも贅沢ですね。

 

内容を覚えていないものも多数ありますが、この映画は大好きで

もう一度観たいです。子供を持った今、また違った面が見えてきそうです。

 

内容はスペイン内戦の終結直後の1940年ごろが舞台です。

フランケンシュタインの存在を信じる幼い少女(アナ)と、その家族の日常や学校生活が

つづられています。

 

 

とりたててすごい展開やミステリーはありませんが

(でもこれがホントに現実に起きたらスゴイ事件)

姉が妹をからかうシーンがけっこうでてくるのです…

この映画の姉妹はとても対照的。無垢な妹に比べて姉はちょっと子悪魔的です。

そもそもこの物語も姉が妹をだますことから始まる。

当時も自分と姉を重ねて観ていましたが、今なら娘達のことを想いながら観れるでしょうね。

 

”ゆきむすめ”でちょこっとかいた ”焚き火超えごっこ” のシーンもでてきます。

 

とても良い映画です。とくに主人公の女の子(アナ・トレント  )がかわいい!んです。

 

つたやさんであるなら、レンタルしてゆっくり観たい。

 

先日、長女が 「たつやさんに行きた~い。」って言っていました。

ホントにこういう部分で絶対に裏切らない娘です。

時間に余裕がある方は是非、ご覧ください!

 

 


『キリクと魔女』

 

少し前になりますが、雨が続いた週末に家族で

「何しようか?映画でも観る?」ということになり、レンタル店へ行きました。

 

けっこうな雨量の中お店へ行き、あーじゃない、こーじゃないと言いながら

ウロウロしていると

長女がカーテンをくぐってあるコーナーまで行ってしまいました。

何でも姉の真似をする次女もすかさず着いて行き、

「あらら…」と思ったらすぐに出てきて

「お父さん、お母さんちょっと来て…」と手招き。

すると次女が大きい声で

「あのな、いっぱいおっぱいみせてはる~」

「子供が行くとこじゃないからはいったらダメよ」とは言いましたが

次女がおさまらず、そのコーナーから出てくる人を

「あのひとっ!、おっぱいもってはる~」

 

見ず知らずの人に…申し訳ないと思いつつ…知らないフリ、知らないフリ

 

結局、借りたのはフランスなど欧州3ヶ国合作の

『キリクと魔女』というもの。

後から知ったのですが様々な賞を受賞していたようです。

翻訳は高畑 勲氏。

 

嬉しいことがあるとすぐに唄って踊りだす登場人物達。

その歌詞も高畑氏が訳しているのですが、

♪♪♪『土器を売って、大もうけ~』♪♪♪

のところに私がはまってしまい、気がつけばそこばかり唄っていました。

アカン、アカン下の子が保育園で唄ってしまったら恥ずかしいわと思っても

時、すでに遅しで同じ様に

♪♪♪どきをうって、おおもうけ~♪♪♪と口ずさむ次女。

 

スタジオジブリは有名でどなたもご存知だと思うのですが、自社以外の

海外のアニメーションも取り扱っており、この映画も同様のものです。

(他にはJR西日本のマナーキャンペーンに起用されているチェブラーシカ等。)

 

 

舞台はアフリカ。

日本とは全く違う考え方で、土着宗教や風習などを知っていると

もっと楽しめたかもしれません。

いい歳をしてアニメがお勧めなんてちょっと恥ずかしいですが

絵と音楽がとてもキレイでそれだけでも観る価値アリ。

我が家の娘は3歳と6歳。子供はもちろん大人も楽しめる映画でした。

 

余談ですが…

主人が子供たちに

「お母さんと “カラバ”(その映画にでてくる怖い魔女)どっちが怖い?」と、

いらぬ質問を。

 

2人とも声をそろえて…

「おかあさん」

 

 


オーシャンズ

保育園の生活発表会が終わったら観にいこうね♪と子供と約束をしており、

昨日行ってきました。

キレイな映像でした。

個人的な感想ですが、鯨や海豚などの派手なシーンより海底の小さな生き物のいざこざ?などがおもしろかったです。後、日本人が撮影したから…という理由だけでなく佐渡島のコブダイのシーンが本当に美しくうっとりしてしまいました。

全体に海月がいくつもふわふわと浮いている中をコブダイがゆったりと泳いでいく姿を下から撮影されているシーンが印象深かったです。日本海なので全体に暗いのですが陽の光でうっすらと明るく、海の中なのに象牙色で南の青い海とは全く違う美しさがありました。静寂で水の中に潜ったときにキーンと耳鳴りがするのを思い出します。

子供には退屈だったようなんですが、こういった本当にキレイな映像を覚えていて欲しいと思います。

「期待していたのに楽しくなかった」といのが子供の正直な感想ですが

(どらえもんやプリキュア等の楽しさを期待していたので当然)

寝る前は、あそこが凄かった、おもしろかった等いろいろと話してくれました。

一番のお気に入りのシーンは ”セイウチのげっぷ” だそうです…。

なんと甲斐のない(^^;)

 

子供に観て欲しい映画ですが、子供向け映画ではないので他のお客さんに迷惑がかからないかが気になりました。

シーンが変わる度に質問の嵐で…

かわいそうなのが次女。それでもあまり騒がず見入っていたシーンもありました。

お菓子の世話にもならなかったし、騒ぎまくって途中退場という事態にもならず助かりました。