『キリクと魔女』

 

少し前になりますが、雨が続いた週末に家族で

「何しようか?映画でも観る?」ということになり、レンタル店へ行きました。

 

けっこうな雨量の中お店へ行き、あーじゃない、こーじゃないと言いながら

ウロウロしていると

長女がカーテンをくぐってあるコーナーまで行ってしまいました。

何でも姉の真似をする次女もすかさず着いて行き、

「あらら…」と思ったらすぐに出てきて

「お父さん、お母さんちょっと来て…」と手招き。

すると次女が大きい声で

「あのな、いっぱいおっぱいみせてはる~」

「子供が行くとこじゃないからはいったらダメよ」とは言いましたが

次女がおさまらず、そのコーナーから出てくる人を

「あのひとっ!、おっぱいもってはる~」

 

見ず知らずの人に…申し訳ないと思いつつ…知らないフリ、知らないフリ

 

結局、借りたのはフランスなど欧州3ヶ国合作の

『キリクと魔女』というもの。

後から知ったのですが様々な賞を受賞していたようです。

翻訳は高畑 勲氏。

 

嬉しいことがあるとすぐに唄って踊りだす登場人物達。

その歌詞も高畑氏が訳しているのですが、

♪♪♪『土器を売って、大もうけ~』♪♪♪

のところに私がはまってしまい、気がつけばそこばかり唄っていました。

アカン、アカン下の子が保育園で唄ってしまったら恥ずかしいわと思っても

時、すでに遅しで同じ様に

♪♪♪どきをうって、おおもうけ~♪♪♪と口ずさむ次女。

 

スタジオジブリは有名でどなたもご存知だと思うのですが、自社以外の

海外のアニメーションも取り扱っており、この映画も同様のものです。

(他にはJR西日本のマナーキャンペーンに起用されているチェブラーシカ等。)

 

 

舞台はアフリカ。

日本とは全く違う考え方で、土着宗教や風習などを知っていると

もっと楽しめたかもしれません。

いい歳をしてアニメがお勧めなんてちょっと恥ずかしいですが

絵と音楽がとてもキレイでそれだけでも観る価値アリ。

我が家の娘は3歳と6歳。子供はもちろん大人も楽しめる映画でした。

 

余談ですが…

主人が子供たちに

「お母さんと “カラバ”(その映画にでてくる怖い魔女)どっちが怖い?」と、

いらぬ質問を。

 

2人とも声をそろえて…

「おかあさん」

 

 


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