防災バッグ

「東日本大震災」において、被害にあわれた皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。

被災地での厳しい天候の中、懸命な救助、捜索活動をされている方々。

福島第一原発での不安な作業を第一線でがんばっておられる方々。

本当に感謝の気持ちでおります。と同時に申し訳なく思います。

  

「阪神淡路大震災」のときにまわりの年配の方々が報道について

色々言っておられました。

その時はあまりピンとこなかったのですが、

今回の震災で報道は無責任だということを改めて認識しました。

  

一日でも早い復興を願っております。

  

半年程前に思い立って、防災バッグをつくりかけていました。

思いつくものを集めては、鞄に入れずにそのままだったので震災後、

鞄につめる作業をしました。

アレもコレもと詰めると予定していた鞄に入りきらずに、

子供用の鞄もつくりました。

食べ物で軽いものは子供の鞄に入れ、よくばってお水(2ℓ)を入れるとかなりの重さ…

(もちろん親の鞄にもお水は入っています。)

試しに長女に背負わせると、苦しそう。

でも「大丈夫、大丈夫。」とはりきっていました。

  

今回の震災を見ていると、

「必ずしも親と一緒に避難できるわけでは無いんだ…」と気付き

親心からなんでも入れてしまったけど、

鞄が重くて逃げ遅れたら元も子もない…。

  

「いざとなったら、鞄は捨てていいからね。」と言い

「うん。」と答えてくれましたが…

後日、長女が「鞄の中のお菓子美味しそう~ 」と言っていたので少し、

荷物を減らし(お菓子は減らさず)お水も500mlに変えておきました。

  

長女の性格から、絶対に鞄を捨てないんじゃないだろうかと…。

想像がつきます。

  

先日、実家の母からメールが届きました。

「防災用に買っておいたお水が賞味期限切れ。火を入れても飲めないかな?」…と。

「お腹こわすといけないから、あきらめてね。」と返信しておきました。

  

皆さんも防災バッグの中の賞味期限切れにはお気をつけくださいね。

  

活断層は日本各地にありますし、原発は55基中、37基が稼働中です。

今回の地震は他人事ではありません。

復興には長い期間がかかるでしょう。

今後もできる限りの支援ができればと思います。

 


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